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打撃は『足許』から


今日も朝練。今日は3人の選手が参加しました。比較的よく来ているメンバーです。 3ヶ月もやっているとやっぱり成果が出ます。特に大きな改善が見られるのは「脚元」です。小学生の場合、バットを振った後にバランスを崩して脚元が緩む選手が多いですが、これは脚力の弱さと力の入れ方のバラツキによるものだと考えられます。前者は走り込みなどの下半身強化、後者は繰り返し振ることでバランス良く振る方法を自分で見つけるしかありません。だいたいロングティーを30本くらいバランス崩さずに振り続けることができれば、打撃練習の時の空振りが相当減ると思います。中学生になると100本くらいはバランス良く振って欲しいところです。

うちのチームは私の方針で比較的よく走るメニューを取り入れています。練習の最後のメニューは必ずベースランニングです。ベースランニングを最後のメニューの「定番」に入れた頃、うちの選手はまだ、ベースの真ん中を踏んでも転ばないくらいのスピードしか出ていませんでした。しかしこの冬を経て、今ではほとんど全員が塁ベースを通過する時に身体を内側に倒してベースの角を踏むようになりました。そうしないと塁ベースの上で足を滑らせるくらいスピードがついてきたからです。スピードが出ない中で「ベースの角を踏め」と言ってもなかなか徹底できません。

しっかり走れるようになってきたことが打撃にも良い影響を及ぼしているんだと思います。 「脚元」がしっかりした選手はプレーが安定していて、良い結果を出す確率が高いです。黙々とバットを振る選手たちの「脚元」を見て、チームが成長している手応えを感じた朝でした。

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