​野球は日々進化しています。技術もそして選手のマインドも。

​もはや経験則だけでは指導はできません。指導者も継続学習が必要だと思います。

ここではBaseball-Knowledgおすすめの書籍を紹介していきたいと思います。

​指導者も野球を学びましょう!

2017年の広島カープドラフト1位・中村奨成選手を輩出した広陵高校・中井監督の著書。

「正直で熱い」中井監督。

「愚直に真摯にやりきることの大切さ」「カッコつけないところがカッコいい」中井野球の真髄が垣間見える一冊です。とても魅力に溢れた著者の人間的な魅力に広陵高校の強さの原点を感じました。

今や人気、実力ともにリーグトップクラスとなった北海道日本ハムファイターズ。かつてはリーグ下位の常連だった球団の潮目が変わったのは北海道移転とヒルマン監督の就任。そのヒルマン政権を初期からヘッドコーチとして支えたのが著者。

​今や強いだけでなく「育成に長けた球団」と位置付けられたファイターズのノウハウが垣間見れる一冊です。

夏の甲子園を2度制した日大三・小倉監督の著書。高校野球屈指の名将の指導者人生は波乱万丈。しかしこの著書の中で常に感じるのは彼の「謙虚さ」。

名将でありながら近寄り難さを感じさせない人柄は「監督のために優勝したい」と選手が口にするほどに慕われている。

「こんな監督に野球を習ってみたかった」と思わせる一冊です。

ヤクルトスワローズ黄金期を支えた不動のショートストップ・宮本慎也氏の著書。

基礎技術習得の大切さ、勝負に対する執着心など、野球選手が学ぶべきことが無数に記された良書。

​地道なプレーを大切にするスタンスは少年野球の選手には理想的なお手本。

工藤公康氏の投球フォームは本当に美しい。

小柄な体格で47歳まで投げ続けることができたのは

あの投球フォームあってこそ。

「左投手の指導は難しい」と口にする指導者が多いが本書は左投手はもちろん、右投手も学んで欲しいことがたくさん載っている。

​投手を指導する前にぜひ読んで欲しい一冊です。

​横浜高校を支えた名参謀・小倉清一郎氏。

「横浜高校は県外から素質に恵まれた子が集まるから・・・」という声もありますが、本書を読むと「高校野球でここまでできるのか」と思わせるくらい「緻密」。ここまで緻密にやれるのも普段からよく選手を観察しているからこそだと思います。

​野球の奥深さを感じる一冊です。

​指導者は選手を故障から守ることも重要な役割。

しかし、実際には過剰な練習や試合での酷使などによって故障が相次いでいる。

大切な選手を故障なく次のフェーズに送るためにも最低限の医学知識やコンディショニングに対する学習が必要だと思います。

​その点でもこの本はおすすめです。

守備コーチとして広島・中日・日本ハム・ロッテ・オリックス・阪神・韓国ハンファ、そしてWBC日本代表コーチを歴任した高代延博氏の著書。

​ WBC日本代表コーチ時代には米国メディアから「ノックの魔術師」とまで言われた芸術的ノック技術はとても有名な名コーチの足さばきに関する解説はとても読み応えがあります。

駒大苫小牧の監督だった香田誉士史氏にスポットを当てたノンフィクション。

急激な強化と突然の辞任。めまぐるしく変わる環境の中で健康を害するほどの葛藤。もっと彼を支える人がいれば今も彼は高校野球の監督を続け、高校野球の歴史は今とは違うものになって居たのかも知れない。監督って大変な役目です。

​現役時代は「権藤、権藤、雨、権藤」と言われるくらいの酷使の結果、とても短い選手生命だった著者。指導者として当時は画期的な「中継ぎローテーション」を発案した。自主性を重んじる彼の指導スタイルを崇拝するプロ野球投手は多数。指導は論理的だが、著書の中では彼の心の奥底にある「熱さ」を感じる一冊です。

著者・立浪和義氏は現役時代には二塁・三塁・遊撃でゴールデングラブ賞を受賞した名手。

様々なポジションで結果を出してきた著者ならではの多角的かつ豊富な技術知識が詰まった本書は、基礎的な技術知識から「これぞプロの技」と言ったものまで幅広く網羅された良書です。

阪神タイガース監督・金本知憲氏の著書。

​決して突出した選手ではなかった著者が名選手になったのは地道な努力。

​「目標を掲げ」「準備を怠らず」「役割に責任を持ち」「周囲への感謝」を持つことが「覚悟」に繋がるという持論は金言です。

三冠王を3度獲得した歴史に残る名打者は、指揮官としても知将だった。中日ドラゴンズ監督として在任8年間で4度のリーグ優勝と1回の日本一に導いた「采配」は彼の柔軟な発想と物事の本質を見極めようとする視点の鋭さによるもの。

​一方で深く読み解いて行くと非情に見える彼の采配も「本当は選手思いで優しい人なんだろうな」という人間的な一面も垣間見ることができる一冊。

落合氏と時期も同じく、しかも示し合わせたようなタイトルで出版された一冊。名将を支える「参謀」としての手腕の高さが垣間見える。

​時は流れて「参謀」は「指揮官」となった。監督としてどんな手腕を発揮するのか?参謀当時の考え方を著した本書を読みながら森采配を見るのも一興。

県立相模原高校監督・佐相真澄氏の著書。

​「神奈川公立の雄」を率いる佐相氏の打撃理論がとても詳細に語られている本書は、とてもオーソドックスで実践しやすいものが多い。ぜひ学童野球・中学野球指導者や、高校生であれば選手にも読んでもらいたい一冊。

巨人・横浜で内野手として活躍し、U-12侍JAPAN監督も務める仁志敏久氏による守備フォーメーション解説書。ポジション別、シチュエーション別にまとめられた本書はとてもわかりやすく、野球経験のない学童野球指導者でも抵抗なく守備フォーメーションのセオリーを学べる一冊です。

前橋育英高校を全国優勝に導いた荒井直樹氏の著書。高校野球は一昔前に比べて強豪校が自滅するシーンは激減しています。それは強い学校ほど「凡事徹底」がされているからだと思います。

​「当たり前のこと」をどこまで徹底してやり切れるか?ここに強さの秘密があると思います。

2018年シーズンからヤクルトスワローズ・ヘッドコーチとして現場復帰が決定した宮本慎也氏の新刊。私も早速Kindleで買って読みました。

指導者は指導する前に「観察すること」が大切だと思います。その意味で宮本慎也氏の洞察ポイントはとても参考になります。

​選手を見る眼を養うためにも読みたい1冊です。

私と同世代で高校時代から卓越した野球センスを讃えられた立浪和義氏が「センス」について語った一冊。現役時代には優れたプレーを随所に見せた著者の考える「センス」とはとても合理的なもの。

センスを「先天的」「後天的」さらに細分化して捉える視点は指導者としてもとても参考になる。

​やはり「センスは造るもの」と実感します。

小中学生の野球人口減少に対する警笛と原因に対する有識者インタビューを交えた考察。そして野球改革に向けた提言が綴られた一冊。

​野球指導者に対する記述はやや短絡的な感じがしたものの、「第三者からはこんな風に見える」という意見でもあるため、野球指導者は自らを振り返るためにも一読の価値はあると思います。

選手が成長するためには今の自分の力を知り、力を高めるために努力することが必要です。そのためには「本気でやる」は大切なことです。

具体的ケースに沿った「本気の出させ方」が例示されたHOW TO本です。

​「選手の本気」を引き出しましょう!