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Baseball-Knowledge

大事なのは「やるかやらんか」です


昨日は群馬まで遠征。強豪チームの胸を借りて冬の練習成果を試すべく、試合に臨みました。

試合前にテーマを確認。

「今回の試合は相手のレベルが高いので、相当苦戦が予想される。野球も勝負事なので勝ち負けは大切だが、勝敗だけでなく、劣勢になった時にどれくらい『何とかしよう』とするか。状況を好転させるためにどれくらい動けるか。そこを見たい。大事なことは『できるかできないか』ではなく『やるかやらんか』だ。」

結果は1敗1分。

ベンチで待機している選手も声を出し、試合に集中することで1試合は過去に関東大会で優勝経験のあるチームと引き分けに持ち込むこともできました。打撃に課題のあった選手が第一打席から積極的に振って鋭いあたりを連発したり、前回の試合でエラーした選手は慎重に捕球するなどの改善も見られました。勝つことはできませんでしたが、随所に秋からの進歩はありました。

控え選手を中心とした試合では大敗を喫してしまいましたが、劣勢の中でチャンスを生かそうと一生懸命プレーしている選手も見受けられました。

監督に就任してから、技術指導以上に「野球に対する考え方」「練習への取り組み方」「試合前の準備」など技術以外のことを説くことに多くの時間を割いてきました。義務的に厳しい練習を課すよりも、練習の質を高めるためには「自らを厳しく追い込む」姿勢が必要と考えたからです。昨日の試合を経て、少しずつですが「考え方」が浸透し、「良いスパイラルが少し回り始めた」という手応えを感じました。 ここで安心せずに「もっと」を形成するために、指導者である私にも更なる工夫と努力が求められるフェーズに突入しました。子どもたちが指導者の想いに応えようとしてくれているのです。 私も目標を上げて、次のフェーズに入りたいと思います。

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