私が実家から戻った1/5から2016年の朝練を始めました。シーズン中より人数は減りましたが、毎日2〜3名の選手が来てます。
野球選手にとって「冬」はとても大切な季節だと思います。試合まで時間があるので、結果に対してナーバスになることなく基礎体力や基礎技術の向上にたくさんの時間を割くことができます。
思えば私も子供の頃、冬の間にしっかり動いてたくさん食べることで身体が大きくなったと思います。中学〜高校の間はだいたいひと冬で4〜5kgくらい体重が増えました。
冒頭の言葉は、西郷隆盛が詠んだ漢詩の一節です。最近では広島カープの黒田投手がよく使われているので有名ですね。「梅は寒い冬の風雪に耐えてこそ、春に綺麗な花を咲かせる」ということをなぞらえて「困難を乗り越えてこそ大きな成果を得られる」ということを表す言葉です。
皆が休んでいる時に自分だけが行動するのはある種の「困難」です。休みたい時だってあるでしょう。しかしそこで自らを奮い立たせ、一心不乱に自らの技術を磨く。そのことによってきっと春には大輪の花を咲かせてくれると思います。 サポートする私も、選手が春に結果を残せるよう、選手とともに「雪に耐え」、春に「麗しい梅花」を咲かせたいと思います。