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投手の「こだわり」を形成する


昨日の投稿で投手が「こだわり」を持つことが技術修得と投球精度向上のために必要だということを述べました。

例えばうちのチームにひとり、左腕投手が居ます。

その子は小柄で体力がないため、下半身が十分に使えません。そのため長くボールを持つことが出来ず、結果として右打者の外側にボールが抜けることが多いという傾向があります。しかし日々の投球練習で目的を持たず、小手先だけでコントロールしようとしていました。

そのため彼には以下の課題を課しました。

①投球練習は50球。すべて右打者内角ストレートだけ。

②抜け球が直らない限り次のステップには進めない。

③球持ちを良くするためにも下半身を強化。

まだ彼はこの課題をクリアしていません。左腕投手にとっては「右打者内角低め」というのは一番長く球を持ち、最もいいボールを投げられる確率が高いコースです。ここにきちんと投げられてこそ、外角ストレート、変化球など難易度を上げていくことが出来ます。左腕投手としてはクリアしなければならない課題です。 余計なことを排除し、「今、最優先でクリアしなければならない課題」に集中できる環境を創ることは指導者の役目だと思います。この課題をクリアして、次に変化球を投げた時、自分の球持ちが改善されていることと、今までにない変化球の曲がりを実感するはずです。


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大変ご無沙汰しておりました。約1年ぶりの投稿となりました。 まずは私の近況から。 昨年、長年指導に携わっていたボーイズのチームからポニーのチームに移籍しました。 現在指導に携わっているチームは『Player's Future First』を徹底し、指導者自身が積極的に学ぶ姿勢を継続するスタッフに囲まれて、私自身、一層野球が好きになりました。チームの理念に賛同する選手も徐々に増え、夏にはポニーの選手