私は学童の指導者の時、内野手には「ショートバウンド捕球」を推奨していました。理由は3つあります。
①「ショートバウンドで捕球できる位置」を予測させることを繰り返すと、打球への入り方が改善される。
②捕球時にグローブを「引く」「返す」といった、捕球の安定性を損なう癖が解消され、手捌きが向上する。
③中学で硬式球に変わっても、守備においてボールが変わった影響を受けにくい。
他にも「イレギュラーバウンドに対応しやすい」「守備姿勢が低くなる」など、メリットはたくさんあります。 ショートバウンド捕球は傍目に見ると難しそうに見えますが、ハーフバウンド(テニスで言うとライジング)に比べると、捕球は数段簡単です。
コツが2つほどあります。
「捕球の瞬間、グローブをすくい上げるように使うのではなく、地面と平行に出すこと」「ボールに斜めからアプローチすること」です。 軟式野球の子は、下手にノックをやるよりも守備上達の効果は高いと思います。宜しければお試しくださいm(_ _)m