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Baseball-Knowledge

遊び感覚で体幹を鍛える


「最近の子は体幹が弱い」とよく言われます。

確かにバットスイングの直後にふらついたり、横の打球を捕球した時に直ぐに止まれなかったり、体幹の弱さを感じることはあります。体幹の弱い子はちょっといつもと違うプレーをするとよく故障します。

最近ではチーム全体で「体幹トレーニング」を取り入れているチームもありますが、私はグラウンドでチーム全体の時間を使って行うメニューとしては効率がとても悪い感じがします。

「体幹トレーニングは家でやってきて!」

と言ったところで、よほど意識の高い選手じゃないとやらないでしょう?

さてどうしたものか・・・。

「トレーニング=苦痛」という概念を取り払えば継続できるのでは?

我が家では息子がこれを使ってます。

これは「トーニングボール」という直径15cmくらいのサンドボールみたいなものです。我が家では3kgのタイプを使用。

手の甲を上にした状態で持ち上げるだけでも握力の強化になるので、テレビを見ながらでもリストの強化ができます。小学生だと両手に持って、おへその前でシェイカーを振るように上下させるだけでも腹筋運動の効果はありますし、膝の間に挟んで足を上下させれば股関節の強化にも役立ちます。

ちなみにうちの息子は手の甲を上にした状態で握ることで「指先の強化」と、両手で持って後頭部のあたりを上下させて「広背筋の強化」などに使っています。

個人的な意見ですが、トレーニング器具っていかにも「トレーニングするぞ!」という雰囲気があるじゃないですか?あれが子どものテンションを下げていると思うんです。

しかも強化部位ごとに器具が専門化されているので、使っているうちに飽きちゃうんですよね。子どもは飽きっぽいです。

トーニングボールはドッジボールが小さくなったような形状なので、見た目が遊び道具っぽいことと、用途が多彩なので扱い方次第で様々なトレーニングが可能です。子どもは「遊び方」ならば自分で工夫して遊びを開発することもあります。「1日30分、トーニングボールで遊ぶ」を継続するだけでもかなり体幹への影響はあると思います。

遊び感覚と言っても巨人・菅野投手なども指先強化のために使用しているちゃんとしたトレーニング器具です。

あっ、なんか今回のブログは通販番組みたいになっちゃいましたね。

ちなみにトーニングボールは通販で買った方が安いです。

体格に合わせて重さのタイプを選ぶと良いです。


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