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生活習慣に起因する故障


「怪我なくプレーを続けて欲しい」

これは指導者と保護者の共通の願いです。技術を学び、ケアーを怠らないのは故障を防ぐことにも繋がります。選手が安全にプレーするために、指導者も学ばなければなりません。

しかし長く選手を見ていると1つのことに気づきます。「故障」は選手によって頻度が異なります。全く故障しない子も居れば、故障を繰り返す子も居ます。この違いは何でしょう。

以下は医学的検証は行なっていない、私の私見です。参考程度に読んで頂ければと思います。

投手の場合、肘の故障は投球動作に原因があることが多いですが、肩の故障は投球動作よりも生活習慣に起因する傾向が高いように思います。もう少し具体的にいうと「猫背」です。猫背の子は肩の故障を患う確率が高いように感じます。

学校に授業参観に行くと、教室で肘をついて授業を聴いている子が多いことに気がつきます。ご飯を食べる時に茶碗を左手に持たない子、左手はテーブルの下にある子も多いです。だいたいこういう子が投手をやると中学生くらいの時に肩を故障します。以前整形外科の先生に聞いたのですが、野球選手に多い「胸郭出口症候群」という故障は猫背との因果関係がとても高いとも伺いました。

グラウンドでは指導者が目を配って「胸を張って前を向く」を促し、ご家庭では「保護者が正しい姿勢を指導する」。良い生活習慣を形成することが、大切な選手を故障から守ります。


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