私は野球の練習における「目標設定」は大きく分けて2種類あると思います。2つとは「反復」と「集中」です。今日はなぜその2つなのか?について書きたいと思います。
まず「反復」です。「反復」とは「繰り返し行う」です。
野球における技術は「再現性」が求められます。例えば投手が制球力高く投球するためには「同じ動作で投げること」が必要となり、打撃で同じボールを打つためには「バットが同じポイントを通過すること」が求められます。野球には「打率」「防御率」「守備率」「盗塁阻止率」など確率を測定する指標がたくさんあります。それは勝利のためには「確率」が求められることを意味しています。「再現性」を高めるためには繰り返し練習するしかないです。
次に「集中」です。「集中」とは「一発で決める」です。
反復練習ばかりやっていると、必ずと言っていい程「この1球」を疎かにする選手が出てきます。しかし野球に限らずスポーツでは「ここで決めなければならない」という場面があります。例えば守備では「絶対エラーしてはいけない場面」というのがあります。一番わかりやすいのは「二死三塁」です。なぜかというとエラーをすれば100%失点する場面だからです。反復練習であれば「もういっちょ!」はアリですが、「集中」が要求される場面で「もういっちょ!」は存在しません。
私は「反復」と「集中」は両輪だと思います。 幼い頃から「反復を要求する目標」と「集中を要求する目標」をバランス良く設定することが必要だと考えています。もちろん年齢や技術の習熟度によって難易度は変えなければなりませんが、「技術的な安定性」と「自分のプレーに対する責任感」を醸成するためには両方の目標を課すような練習メニューを組むことが必要だと思います。
次回は「反復練習における目標設定方法」について書きたいと思います。