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『卒団生からの便り』は指導者への報酬


最近、少しずつこの春に高校入学した卒団生から近況が聞こえてくるようになりました。

「試合に出してもらいました」「ノックにはいらせてもらいました」など報告は様々ですが、新しい環境で元気にやっているかと思うと、こちらも嬉しくなります。「結果の是非」よりも「機会を得られている」ということだけでも良いと思います。まだ報告がない選手も仲間の活躍に刺激を受け、自らも機会を求めて努力してくれれば良いと思います。

我々のもとを巣立っていった選手から新しい環境での活躍を耳にすることは、指導者にとっては何よりの報酬だと思います。「立派な選手になって欲しい」と思って大切に寄り添ってきた選手たち。感謝なんて口にしなくても良い。ただひたすら自らの心と技を磨き、いつか成長した姿を見せてくれればそれで良いと思っています。「巣立っていった選手」と「今、手がけている選手」。どちらも「立派な選手になって欲しい」という願いは同じです。

逆にそういった声が聞こえてこない選手が居ると「もっと良い状態で送り出してやれなかったのか?」と思うこともあります。そういう後悔があるからこそ、指導者は自らの指導スキルを磨き続けることができるんだと思います。

私も選手に育てられているんだと思います。 私も卒団生に負けないよう、今のチームを強化して、卒団生が自分の出身チームを誇れるような、そんなチームを創りたいです。 私の手を離れた選手たちに私がしてやれるのはそれくらいかも知れません。


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