今朝の朝練、「誰も来ないんじゃないか?」と思いながら公園へ。すると、1人の1年生が来ました。この子、入団してきた時はとても消極的でな子でした。しかしこの冬、よく朝練に参加しています。しかも20分くらいかけて公園に通っています。
神様は居るんじゃないでしょうか?先日の紅白戦で、その子は主力の上級生投手からヒットを打ちました。しかも試合後に行ったシート打撃で同じ投手からもう1本!入団した頃とは別人のような柔らかくて力強いスイングをします。
私は「成果」って「努力の質」と「努力の量」の掛け算だと思います。「質」はゼロになりませんが、「量」はゼロもありえます。良い練習メニューを与えてもやらなければ成果は「ゼロ」です。
指導者ができることって「選手の努力の質を高めること」だと思います。朝練を開催するにしても、「個人練習以上の質の高さ」を提供しなければなりません。だからこそ私も真剣に教えます。「量」を確保するのは本人の心がけと行動次第です。だからうちは朝練を自由参加にしています。
より高い成果を求めて「選手の努力の質」を改善する。そこには際限はありません。「明日も行こう!」と思える場を造るために、まだまだ私自身も「努力の質」と「努力の量」が必要です。