top of page
  • Baseball-Knowledge

成果=努力の質×努力の量


今朝の朝練、「誰も来ないんじゃないか?」と思いながら公園へ。すると、1人の1年生が来ました。この子、入団してきた時はとても消極的でな子でした。しかしこの冬、よく朝練に参加しています。しかも20分くらいかけて公園に通っています。

神様は居るんじゃないでしょうか?先日の紅白戦で、その子は主力の上級生投手からヒットを打ちました。しかも試合後に行ったシート打撃で同じ投手からもう1本!入団した頃とは別人のような柔らかくて力強いスイングをします。

私は「成果」って「努力の質」と「努力の量」の掛け算だと思います。「質」はゼロになりませんが、「量」はゼロもありえます。良い練習メニューを与えてもやらなければ成果は「ゼロ」です。

指導者ができることって「選手の努力の質を高めること」だと思います。朝練を開催するにしても、「個人練習以上の質の高さ」を提供しなければなりません。だからこそ私も真剣に教えます。「量」を確保するのは本人の心がけと行動次第です。だからうちは朝練を自由参加にしています。

より高い成果を求めて「選手の努力の質」を改善する。そこには際限はありません。「明日も行こう!」と思える場を造るために、まだまだ私自身も「努力の質」と「努力の量」が必要です。


閲覧数:19回0件のコメント

最新記事

すべて表示

活動自粛から2週間が経過しようとしています。 私は職場の方も在宅勤務に切り換え得られていることもあり、家に籠ることが多くなって、仕事は捗るものの、身体を動かす機会が減っているのでどうも調子悪いです。 こんな時、選手はどうしているのでしょう? うちの選手の中には数名、私に自主練習の動画を送ってきた選手がいます。 「今、こんなことを頑張ってます!」 「自己流になっている気がして。アドバイスください!」

先日、ボーイズリーグの指導者講習会に参加しました。外部講師の講演を拝聴する、まぁよくある講習会スタイルではありますが、講師の方がちょっと面白い話をされていました。 競技にルールが設けられるのはなぜか? これには3つの理由があるそうです。 ①きょうぎ中の暴力をなくす ②対戦チーム間の公平性を保つ ③難易度を高めて競技を面白くする 特に③は目から鱗でした。 これまで私は特に②の観点で「ルール遵守」を選

野球には「投げ方」「捕り方」「打ち方」などがあります。 確率高くプレーを成功させ、故障なくプレーを継続させるためにはある程度の技術を習得することが必要となります。当然私もチームではこれらの技術は指導します。 これらはいわゆる「テクニック」です。 野球におけるテクニックは「身体の使い方」「道具の使い方」にほぼ集約されます。 球が速い、捕球が上手い、などは「テクニックが高い選手」と言えます。 一方、こ

bottom of page