監督に就任して早速の大仕事、「春季大会の背番号決め」作業を行っています。今週末の最終決定に向けて先週から作業を開始しました。
うちのチームは大会ごとに背番号を変更します。それは背番号決定までの努力を讃えることで継続的な努力を促し、手を抜いてしまった選手は反省と今後の奮起を促すためです。言わば「野球選手の通信簿」だと思っています。
選手にはこんなことを伝えました。
「これまでの結果、冬練の取り組み姿勢等を評価して大方の背番号は決めた。しかし、最終決定は今週末の練習を見て決める。これで『最後の奮起』が出来ない選手『俺はもうダメだ』と思っている選手は試合でも仲間の期待には応えられない。『ひとつでも良い番号を獲る!』という強い気持ちを持って1週間を過ごして欲しい。」
「たかが背番号」かも知れません。 しかし、どんな小さなものであれ、「自らの力で掴み取る」という経験に意味があると思います。技術も結果も「掴み取る」という心が大切だと思います。「心のない技術」に価値はありません。
きっとうちの選手は、また私を悩ませる週末にしてくれると信じています。