今日は来週から始まる1年生大会の背番号を配布しました。今回の大会は監督に代わって私が指揮を執ることになりましたので、私から選手に背番号をひとりひとり手渡しました。
今回の背番号は「入団した順」です。学童野球のチームではよく「入団した順」に背番号をつけているチームもありますが、今回の「入団した順」はそれとは結果が同じでも、その意味が違います。そのことを選手に伝えました。
「今回は『入団した順』に背番号をつけました。野球における背番号はとても大切なものです。だから我々も想いをもって今回の背番号を決めました。『入団が早かった』ということは『早く決断した』ということです。『決断が早いこと』は『その後の行動を早く着手できる』という意味があります。これは大人になってもとても大切なことです。キミたちには『早く決断して、早く行動着手できる人』になってほしいと願っています。」
大人になった時「重大なリスクを含んだ決断」には慎重を要します。しかし大したリスクがないものは早く決断して早く行動した方が得策です。仮に決断を間違ってもやり直せば間違いを取り戻せるからです。
しかし、決断が遅れると機を逸するということもあります。野球だって同じです。打席で決断が遅れると不利なカウントに追い込まれることもありますし、守備で送球の決断が遅れれば、走者の進塁を許してしまいます。
グラウンドにいる選手も指揮を執る私も『決断を早く』を徹底することでスピーディーな試合展開に持ち込み、前回大会で課題となった「徹底」を克服して、勝利を掴みたいと思います。