• Baseball-Knowledge

チームの規律


チームを作る時には、何らかの「規律」が必要となります。「規律」というと堅苦しいですが、「ビジョン」「方針」などもある種の「規律」です。そして「チームカラー」はこの「規律」の「多さ」と「徹底度」によって決まるように思います。

<①[規律:多]×[徹底度:高]>

事細かな「規律」が設けられ、選手に高い徹底度を要求しているチーム。このタイプのチームは高度な戦術をこなすことができます。たくさんの「規律」の中で行動することに慣れているため、指導者の複雑な要求にも応えられるからです。しかし、反対に事細かに指示されることに慣れてしまい、「指示されないと動けない」「自ら思考しない」選手が育ってしまうリスクもあります。

<②[規律:多]×[徹底度:低]>

たくさんの規則が設けられていたり、指導者が重箱の隅をつつくように選手にあれこれと指摘しているチームです。①との違いは指導者が「言ったり、言わなかったりする」ことです。昨日叱ったことができていなくても今日は何も言わない。昨日言ったことと真逆のことを要求するという具合です。こうなると選手は「いちいちいうことを聞くのが馬鹿らしい」と思ってしまいます。そして「うるさく言うけど、できない。だからもっと言う」の悪循環に陥ります。

<③[規律:少]×[徹底度:高]>

「最低限の決まり事」を徹底的に遵守させ、あとは好きにやらせるというチームは「守るべきこと」がシンプルなので「何をやれば良いか?」を選手が理解しやすいです。そしてそれ以外は好きにやっていいので、選手に自主性が生れます。一方であまり複雑なことを要求された経験が薄いので、高度かつ複雑な戦術を要求すると戸惑うこともあります。

<④[規律:少]×[徹底度:低]>

このタイプのチームはもはやチームとして機能しません。公園で好きな遊具で遊んでいるのと大差ない状態になります。

個人的な意見ですが、野球は団体競技なので、年齢を追うごとに③→①のチームを創るのが良いのではないかと思います。特に小学生は③タイプのチームが望ましいように思います。


閲覧数:295回0件のコメント

最新記事

すべて表示

活動自粛から2週間が経過しようとしています。 私は職場の方も在宅勤務に切り換え得られていることもあり、家に籠ることが多くなって、仕事は捗るものの、身体を動かす機会が減っているのでどうも調子悪いです。 こんな時、選手はどうしているのでしょう? うちの選手の中には数名、私に自主練習の動画を送ってきた選手がいます。 「今、こんなことを頑張ってます!」 「自己流になっている気がして。アドバイスください!」

先日、ボーイズリーグの指導者講習会に参加しました。外部講師の講演を拝聴する、まぁよくある講習会スタイルではありますが、講師の方がちょっと面白い話をされていました。 競技にルールが設けられるのはなぜか? これには3つの理由があるそうです。 ①きょうぎ中の暴力をなくす ②対戦チーム間の公平性を保つ ③難易度を高めて競技を面白くする 特に③は目から鱗でした。 これまで私は特に②の観点で「ルール遵守」を選

野球には「投げ方」「捕り方」「打ち方」などがあります。 確率高くプレーを成功させ、故障なくプレーを継続させるためにはある程度の技術を習得することが必要となります。当然私もチームではこれらの技術は指導します。 これらはいわゆる「テクニック」です。 野球におけるテクニックは「身体の使い方」「道具の使い方」にほぼ集約されます。 球が速い、捕球が上手い、などは「テクニックが高い選手」と言えます。 一方、こ