先週の練習中、内野守備の指導をしていた時のことです。あまりたくさんのことを一度に教えても身につかないので、「打球への入り方」「目線の維持」だけを教えました。
土曜日に基本動作を繰り返し練習して、日曜日におさらいをやってみたところ…。
ほとんどの選手が前日教えたことを忘れていて、元通りの姿に。ありゃりゃ(⌒-⌒; ) 子どもって、一度言ったくらいでは治りません。しかし、一度言ったことをやらなかった時に指導者が見過ごしてしまうと、「もうやらなくていいんだ」という解釈がされ、結局は教えたことを忘れてしまいます。これが続くと「教わったことを実践しよう」という意識すら低下します。私は子どもの頃から比較的記憶力が良いので、誰に何を言ったかはほとんど覚えています。
①教えたことはできるまで何度でも言う
②他チームの選手を指導した時は、教えたことをそのチームの指導者に申し送りする。
私はこの2つはとても大事にしています。小・中学時代の技術的な進化はとても速度が速いです。「現状維持」は相対的に見ればダウンです。同じところで足踏みしているわけにはいきません。
今週も「出来るまで言う」を徹底します!