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役割評価の考え方


今日はちょっと難しい話になってしまいましたm(_ _)m

野球チームもひとつの「組織」です。組織がその体を保ち、活性化するには「公正な評価」というのも大事な機能です。そして我々指導者は時に「評価者」となります。これって会社で部下の査定を行う時とよく似ていると思います。

選手には「役割」というものがあります。そして「役割」は様々です。

「スターティングメンバー」や「4番打者」などの「重要な役割」もあれば、「ランナーコーチ」「バット引き」「ボールボーイ」など大小様々です。選手の能力や実績、コンディションなどの問題から「平等な役割」を与えることは不可能だと思います。

だからこそ「評価の仕方」がとても重要になると思います。

選手のチーム貢献度は =「役割の難易度」×「役割の達成度」です。

個々の「役割」はだいたい「選手の能力」や「コンディション」に応じて役割が振り分けられると思いますので、選手間での「役を全うする難易度」はあまり差異はありません。だから私は「どれくらい与えられた役割をしっかりやったか?」を最も重視して選手を評価します。極論すると「3三振した4番打者」よりも「バット引きを頑張った選手」の方が「その試合に限ってはよく頑張った」という評価になります。

「達成度の高い選手」には「より大きな役割」が与えられ、「達成度の低い選手」には「難易度を下げた役割」を与えます。

優秀な戦国武将は、「戦略立案」や「戦術遂行」だけでなく、「褒美の分配能力」にも長けていたと言われます。

「どんな役割であれ正当に評価すること」が強いチームを創るためにはとても重要なことだと思います。


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