今日は少年野球指導とは関係ない話です。
すみません。
私の出身高校は愛媛県立松山北高等学校という学校です。
一応、県内ではまぁまぁ進学校で、もう甲子園からは30年近く遠ざかっていますが、実は母校の野球部は「県下No1の大所帯」で、毎年30名近くの部員が入部します。
当然公式戦に出場することなく高校野球を終える選手が多数居ます。
例えベンチ入りが出来なくても、
志したことを最後まで継続するということはとても価値のある
ことだと思います。
今日、恒例の「3年生部員の送別試合」が行なわれました。
ベンチ入りできなかった3年生にとってはプレイヤーとして臨む高校最後の試合です。この試合が終われば裏方としてチームのサポートにまわります。これまでの「野球に対する想い」をぶつけ、全力でグラウンドを駆け回り、入学してからずっと苦労を共にした仲間と最後の戦いを行ないました。
そして、これまでの労を労うように球場には他の運動部員も応援に駆けつけ、後輩はスタンドからお世話になった3年生に精一杯の声援を送りました。
例えベンチ入りを外れても夢が終わる訳ではありません。ベンチ入りした仲間に夢を託し、ベンチ入りしたメンバーはその夢を預かって戦いに臨みます。まだまだ「夢」は続きます。
もうすぐ愛媛も夏の大会が開幕します。
3年生全員の「熱い夏」が1日も長く続くことを願っています。