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ヒット&ランは意識改革が必要


ヒット&ランのサインを出した時、「打者が見送ってしまう」というケースがありませんか?この時、ベンチではどのように対応しているでしょうか?

「サインの見落とし」を咎める指導者が多いのですが、子どもたちと会話していると、別の原因があることに気づきます。

子どもたちから「分かっていたけど手が出なかった」という言葉を聞くことが多々あります。大人には理解し難いかも知れませんが、これは子ども特有のケースだと思います。

子どもたちは幼い頃から「好球必打」を指導されます。時には「ボール球を振るな!」と結果論で厳しく咎められることもあります。

「過度な好球必打の要求」は子どもたちの思考を「良い球を狙う→ボール球を振らない」という消極的な思考に追い込んでしまいます。そして子どもは大人よりも知能が発達していないので、身体に染み付いた「好球必打」から発想を転換できないケースがあるようです。

ヒット&ランは

①何を打っても良い(厳密にはワンバウンドは振らない、がセオリーですが、積極性は評価してあげても良いと思います)

②走者を守るために振る(人助けだという視点)

③ファールでも良い(バントより許される結果の幅が広い)

といった「発想の切り替え」を促すことも必要なのではないかと思います。

視点の切り替えを促し、発想の柔軟性を育むのも指導者の大切な役割だと思います。


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