昨日、ボーイズにある体験生が来ました。
彼は私が昨年度末までコーチをしていた学童野球チームの選手でした。パワフルな打撃も魅力ですが、内面的にも真面目ないい子です。
朝から練習に参加し、「次は○○してもいいですか?」と積極的に質問し、元気よく練習に参加してくれました。そして練習を上がる時「とても楽しかったです」と言い残して練習場を後にしました。
夜になって、彼のお母さんに感想を聞いてみました。お母さんは「本人はお世話になるつもりですし、私も良いと思っています。主人が不在でしたのでメールで確認したところ、主人の了承も得ています。しかし息子が主人に『自分の口から直接話したい』ということですので、お返事はもう少し待ってください。」というお返事を頂きました。
私
は彼の言動にとても感心しました。 もうお膳立ては整っているのに敢えて「自分の口で伝える」ということにこだわったこと。これはとても大切なことだと思います。
「自らの覚悟を公言すること」「サポートしてくれる親御さんにきちんと『行かせて欲しい』とお願いすること」は自らに対するけじめですよね。
本日、正式に入団表明を頂きました。これで新1年生8名の入団が決まりました。きっとどの選手にも同じようなプロセスがあったと思います。「選手の決断」と「大切なお子さんをお預かりする責任」を重く受け止め、今までもそうでしたが、一層選手の成長に責任を持って指導にあたりたいと思います。