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投手の適性


野球を見ていると「あの投手、どう思います?」とか、「うちの子は投手としての素質はありますか?」など、投手に対する見立てや見解を求められることがよくあります。

基本的に私はあまり否定的なことは言いません。

それは相手に気を遣っているのではなく、1度プレーを見たくらいで投手の適性なんて分からないからです。なぜならプロ野球選手など頂点に近いレベルを除けば、「投手の適性」って身体能力よりも性格の方が大きく影響すると思うからです。

投手はある意味「退屈なポジション」です。

練習も反復練習が多いし、試合でも99球良い球を投げていても、たった1球の失投で敗戦投手になることもあります。試合の中で突然ヒーローになることはほとんどなく、ゲームセットまで気を抜かず戦い続けてこそ、勝利投手の座を得ます。そのためには「地道なことを厭わない」「精度にこだわり続けることができる」「攻める勇気と、時には引くクレバーさの併用」などが求められます。

性格は環境や経験、習慣によって変わります。

小学生の時点で「投手に向いてない」と決めるのは早計だと、私は思います。性格なんて変わりますし、性格が変わればプレーだって激変します。そういうポジションなんです。

例えばうちの息子は、用具の手入れが好きになった頃から、反復練習を丁寧に取り組むようになり、その結果投球動作の精度が向上し、球速も制球力も大きく改善しました。たかが用具の手入れです。でも練習態度はとても変わりました。 野球経験者でも「投手の指導は難しい」と言われる方が多数居ます。ある程度の野球経験があれば、技術指導はできると思います。でも難しい。

それは投手の経験がなければ「投手の心に寄り添う」ことが難しいからだと思います。


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