皆様あけましておめでとうございますm(_ _)m
本年も「少年野球指導者のひとり言」をよろしくお願いします。
今年最初の野球は、母校のグラウンドで迎えました。
毎年恒例のOB戦に参加するために1年ぶりに母校グラウンドを訪問しました。お天気にも恵まれ、総勢70名のOBが4チームに分かれて2試合行ないました。
やっぱり思い出深いですね。当時のこと、いろいろと思い出しました。でも思い出すことって、苦しいことの方が多いです。でも思い出すのは苦しかったからではなく、乗り越えて得るものがあったと実感するからだと思います。
一応県下でも上位に位置する進学校だったため、私の同級生は最初40名近く居ましたが、学業との両立に苦しみ途中で退部する人も多く、結局最後まで残ったのは13名でした。私も退部して学業を優先させようとした時がありました。
当時、父親に相談した時に
「お前の人生だから好きにすればいい。だけど、高校3年生の夏をグラウンドでユニフォームを着て迎えるのと、スタンドで制服を着て迎えるのとどちらが良いか。同級生がプレーしている姿をスタンドから見て、後悔しない自信があるなら辞めればいい。」
と言われました。
私はその状況に絶対耐えられないと思ったので、結局最後まで続け、その結果、かけがえのない経験を多数積むことが出来ました。そしてこうしてOB会に出席して先輩や後輩と談笑できるのも最後まで続けたからこそできることだと思いました。
1年の始まりです。 子どもたちにも「今年は●●をやる!」と決めたら諦めず最後まで続けて欲しいと思います。結果が必ず出るとは限りません。でも諦めず最後まで続けることで得るものは必ずあります。
指導者として「続けてよかった」という環境づくりに一層力を入れていきたいと決心を新たにする一日でした。