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選手の『鏡』になる


私がキャリアカウンセラーの勉強をしていた頃、先生によく言われていたのは、「質問しないで相手を理解する」ということでした。相手を理解しようとすると質問をしたくなるのですが、質問責めにしてしまうと、相手にプレッシャーを与え、逆に心を閉ざしてしまうからです。

「自分の言葉で自分のことを話しているうちに自分のことに気付く」

まさに鏡になるような心境でした。

野球のコーチをしている時も同じ様なことを思います。基礎技術など教えないと身につかないモノもありますが、出来るだけ課題や改善点を自分自身が見つけ、自発的に努力する状態を形成するために、自らの課題に気づきやすくするためにはどうしたらよいか、そんなことをいつも考えています。

例えば私はよく打撃投手をしますが、外角が苦手な打者には5球打たせるときに最初と最後は得意な内角、真ん中の3球は苦手な外角へといった具合です。この配球の比率は、選手の感性や性格によって変えます。

得意なことと苦手なことを同時にやらせることで「自分には得意不得意がある」と気づかせ、「外角を打てるようになりたい」と思うまで教えることを待つようにしています。 望まないモノを押し付けても身につきません。

本人が渇望するまで待つ。 『急がば回れ』だと思います。


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