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フェアグラウンドで子どもを見ましょう!


練習中、指導者の皆さんはグラウンドの何処にいますか? 私は練習時間の7割くらいを目安にフェアグラウンドに居ることを心掛けています。「選手の目線」に近づくためです。ノックを打つよりも選手の近くで守備の指導をする、投手のランニングメニューは実際に自分が走ってみて目標タイムを設定します。

打撃練習は極力打撃投手を買って出ます。

練習中に起こることって、フェアグラウンドに居ないと正確に状況把握出来ないことはたくさんあるからです。

例えば守備。打球って自分から離れていく打球と自分に向かってくる打球では体感速度は全く違います。打球の回転、イレギュラーの有無、選手の近くに居れば状況把握の精度が増します。

打撃練習もベンチから見ていたらコースは分からないですし、微妙な変化も分かりません。 指導者が状況把握を正確に行うことは、「納得感ある指導」の第一歩だと思います。どんなに技術知識が高くても、状況把握を間違えば、間違った対処法を指導する恐れがあるからです。

子どもと同じ角度からボールを見ることは指導者として成長していく上で欠かせない行程だと思っていますし、ベンチでふんぞり返っているのは、耳を塞いでラジオを聴こうとしているに等しいと思います。


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