だいたいどのチームも練習の最後に、監督やコーチから最後に練習の講評など「お話」があってから終了になると思います。
皆さんが指導するチーム、お子さんが所属するチームでは、最後にどんなお話がされていますか? 私はコーチなので、滅多に練習の最後にコメントすることはないのですが、コメントする時は以下の「3つの要素」と決めています。
①練習への取組み姿勢や野球の思考法について
②練習で気付いた技術的な指摘
③体力強化・体調管理のについて
これらを1分ずつ、合計3分で話します。しかも私は比較的ゆっくり話す方なので、話す言葉の量はそんなに多くありません。
「合計3分」は中学生が相手の時で、小学生相手の時は3つのテーマ合計で1分半〜2分くらいで話します。
なぜこの3つか?スポーツの技量を高めていくためには「心技体」バランスよく成長させていく必要があると考えているからです。
「体が大きくなったからこそできるプレー」もあれば「思考が発達するからこそ遂行できる高度な作戦」などもあります。これらは上記3つのうち、2つの要素がバランスよく成長してこそ会得できるものです。片方の成長が追いつかなければ成立しません。だからこそバランスよく成長を促す必要があるため、必ず「心技体」それぞれから1つずつテーマを選んで話すようにしています。そして、いつどんな時も「3つ揃えて話す」ということにこだわっています。
「なぜ1テーマあたり1分なのか?」 これは明確な理由があります。自分が選手時代に、監督・コーチの長い話が嫌いだったからです(^_^;
「1分間でどんな話をするのか」 これは続編として「1分間の話をどのように組み立てるか」を明日にでも書きたいと思います。