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ランニング


「ランニングで歩調を合わせる」 って我々の世代では当たり前のことでした。というか、歩調が合うまでずっと永遠に走らされていましたし(^_^;

学童野球の指導をしていた頃、何人かの子が列をはみ出して走っていることに気がつき、はみ出している子に「どうして前の子の後ろについて走らないの?」と聞きました。するとその子は「前が見えにくいから」と答えました。

この子の考え方はある側面は正しいです。「視野を確保する」というのはアスリートとして正しい判断だと思います。しかしそれではチームとしては機能しないです。

「足をあわせて走る」「列を揃えて走る」ことで仲間に目を配り、息を合わせることを覚えます。そしてそれは試合中にお互いが声を掛け合って「アウトカウントの確認」「打者とランナーがサインを同時に見る」「ベースカバーのタイミングに合わせて送球する」といったチームプレーに繋がっていると思います。こういう意思疎通が上手なチームは強いです。

行き過ぎた統制は個性を殺しますが、一定レベルの秩序形成は組織の力を底上げします。野球チームも会社組織も同じです。


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