私が所属していたリトルリーグの監督さんは
「良い選手は必ずと言っていい程、用具の手入れをちゃんとやっている」
と言っていました。 理由は分かりませんでしたが「用具を手入れすると野球が上手くなる」と勝手に解釈して一生懸命用具の手入れをしました。
「用具の手入れ」には
①「物を大切にする心」が形成される
②用具の不調(グローブの紐が切れている、など)を早く察知することができる。
③プレーの精度が上がる
この3つの効果があると思います。
①②はともかく、③は「何で?」と思う方もいらっしゃるでしょう。
グローブの手入れをちゃんとやっていると、
「自分のグローブのポケットはどの辺にあるのか?」
「他人のグローブに比べてポケットが狭い?」
「グローブのこの部位で捕球するといい音が鳴る」
など用具の構造を深く理解するようになります。
野球は用具を使うスポーツなので、フィジカルな能力が高くても用具の使い方でプレーの精度が大きく変わります。用具の構造を理解することは重要なことだと思います。
今日も関東地方は雨です。グラウンドで練習ができないなら、「みんなで用具手入れの日」にするのも悪くないと思います。