• Baseball-Knowledge

投球制限の是非


「球数制限をすることで投手の故障は防止できる」

と思っている指導者が意外に多いことに愕然としてしまいます。

そして今の少年野球では投球練習の量があまりにも少ない。

セミナーなどでも50~80球程度を推奨する講師も多いがこの方々は野球の競技特性を理解して言っているのか?よく考えて欲しい。

プロ野球投手の1イニングあたりの平均投球数は13~15球程度。コントロールの悪い少年野球の場合もうちょっと多いだろう。7イニング投げると100球を超える。つまり練習よりも多くの球を投げることになる。試合で普段の練習量を超える負荷をかけることは投球動作を乱すことにより、投手の故障リスクは高まります。

誤解しないで頂きたいのですが「練習でたくさん投げろ」と言っているのではありません。50球程度しか練習させないのであれば、試合では3~4回を目処に継投させるべきだと思っています。個人的には少年野球は5イニング制にしても良いと思います。

本質的には球数やイニング数などルールの整備よりも、指導者が投球動作と関節への負荷の関係を体系的に理解し故障を防止する指導技術を身につけるべきだと思います。

球数制限は、指導技量の低い指導者による「特定の投手に対する酷使」から、将来ある子を逃すための施策でしかありません。

#投球技術 #球数制限 #酷使

閲覧数:59回0件のコメント

最新記事

すべて表示

活動自粛から2週間が経過しようとしています。 私は職場の方も在宅勤務に切り換え得られていることもあり、家に籠ることが多くなって、仕事は捗るものの、身体を動かす機会が減っているのでどうも調子悪いです。 こんな時、選手はどうしているのでしょう? うちの選手の中には数名、私に自主練習の動画を送ってきた選手がいます。 「今、こんなことを頑張ってます!」 「自己流になっている気がして。アドバイスください!」

先日、ボーイズリーグの指導者講習会に参加しました。外部講師の講演を拝聴する、まぁよくある講習会スタイルではありますが、講師の方がちょっと面白い話をされていました。 競技にルールが設けられるのはなぜか? これには3つの理由があるそうです。 ①きょうぎ中の暴力をなくす ②対戦チーム間の公平性を保つ ③難易度を高めて競技を面白くする 特に③は目から鱗でした。 これまで私は特に②の観点で「ルール遵守」を選

野球には「投げ方」「捕り方」「打ち方」などがあります。 確率高くプレーを成功させ、故障なくプレーを継続させるためにはある程度の技術を習得することが必要となります。当然私もチームではこれらの技術は指導します。 これらはいわゆる「テクニック」です。 野球におけるテクニックは「身体の使い方」「道具の使い方」にほぼ集約されます。 球が速い、捕球が上手い、などは「テクニックが高い選手」と言えます。 一方、こ