小学生の試合で必ず起こる「サインミス」
サインを見ていない子どもや、サインを間違った子どもが叱られる場面をよく見かけます。 しかし指導者の皆さん、子ども達を叱る前にご自身がサインの出し方を間違っていませんか?
サインは出し方、見方に「セオリー」があります。
①打者はランナーの帰塁を確認
②全ての帰塁を確認したら打者はベンチを見る
③ベンチは打者と目があったらサインを出し始める
④打者及び走者は全てのサインが出し終わったらアンサーを出す。
そして、これらを徹底する上でとても重要なのは「走者の素早い帰塁」です。走者がダラダラと帰塁するチームは概してサインミスが多いです。
物事は最初のステップが重要です。
あと、少年野球は育成の場でもあります。子ども達に「サインを見る習慣」を身につけさせるためにも、走者が居るときには必ずサインを出すことが理想です。サインがないのは二死三塁、二死二三塁くらいです。 サインを出さない場面が有るとしたら、子ども達に事前に伝える必要があります。
これらを指導者が徹底せず、子ども達のサインミスを嘆くのは指導者の怠慢です。