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誉められ慣れ


先日「誉める」ということについて何人かの方からプライベートメッセージで「難しいこと言わずにどんどん誉めれば良いのではないか?」というご意見を頂きました。そのことに関して、私の見解を書かせて頂きます。

最近の子は悪く言うと「誉められ慣れ」しています。「本人の努力」「たまたま運が良かった」の如何に関わらず「結果」によって誉められて育っている子が多いので、「努力して勝ち取る」という経験が乏しい子が多いと感じます。

「運がよかっただけ」という「結果」を誉めれば誉める程、「努力して勝ち取る」ということをやらなくなります。だからこそ「プロセスの評価」が必要だと思います。

「運が良かった」という時は「誉める」のではなく、「運が良かったという事実」を一緒に喜んであげれば良いと思います。

「上手くグローブに入ったなぁ〜(^_^)」など、嫌みっぽく聞こえないくらいに「グローブに入ったことを自分も喜んでいる」ということを子どもに伝えればいいと思います。そこで「ナイスプレー!」なんて言ってしまうと、勘違いしてしまうのです。

これから試合が減って基礎練習の時間が増る時期です。 子どもたちには「誉められる」を自分たちの努力で勝ち取って欲しいですし、指導者としてその努力に寄り添っていきたいです。


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